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ジャッキー・チェンとは ~ジャッキー映画の歴史~
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2024/05/19 01:56
ジャッキー・チェンとは ~ジャッキー映画の歴史~
<<ジャッキー・チェンとは ~ジャッキー映画の歴史~>>
1954年4月7日生まれ(※2018年現在64歳)。本名、陳港生。
貧しい家庭の事情で、中国戯劇学院に7歳から預けられ、京劇と中国武術を10年間学ぶ。
ジャッキー・チェンは、この時、文字の読み書きを学ばず、スターになるまで読み書きができなかったと言われている。
17歳で学院を卒業後、スタントマンとして生計を立てるが、ブルース・リーの死後、仕事が激減し、父のいるオーストラリアでコックなどの仕事に就く。
そのような状況の中、(後にジャッキー・チェンのマネージャーになる)ウィリー・チェンの推薦で、ブルース・リーの『ドラゴン怒りの鉄拳』を監督したロー・ウェイの『新精武門(レッド・ドラゴン/新・怒りの鉄拳)』で主演を果たす。
その後、ロー・ウェイ監督作品『少林寺木人拳(1976年)』『成龍拳(1977年)』『拳精(1978年)』などが香港で公開されるが、ことごとくコケる。
ジャッキー・チェンは、ロー・ウェイプロの「疫病神」とまで言われ、シーゾナル・フィルム社に2本契約でレンタルされる。
シーゾナル・フィルム社で、ユエン・ウーピン監督と作ったのが、『スネーキーモンキー蛇拳(1977年)』と『ドランクモンキー酔拳(1978年)』であり、
今まで暗い復讐劇が多かったカンフー映画に、笑いの要素を取り入れ、映画は大ヒットする。
(ちなみに、ユエン・ウーピン監督は、後に『マトリックス』のアクション指導を務め、ハリウッドにアクション革命を起こす。)
日本でも『ドランクモンキー酔拳』は、東映配給で『トラック野郎・熱風5000キロ』と同時上映され、スマッシュヒットとなる。
それを受け、過去作が、続々と日本公開された。香港ではウケなかった『少林寺木人拳』だが、『少林寺木人拳』はTV放映翌日に日本中の子供たちが木人のマネをするなど、ジャッキー・チェンは、日本でも新たなカンフー映画スターとしての地位を築く。
アジアのスターになったジャッキー・チェンは、ロー・ウェイプロからゴールデン・ハーベスト社に移籍をしようするが、
契約の問題で揉め、ジャッキー・チェンはトライアッズ(香港マフィア)に拉致までされる。
それを解決してくれたのが、ブルース・リー登場以前に天皇巨星とまで言われ黒社会の人間であるジミー・ウォングである。
その恩があり、ジャッキー・チェンは、ジミー・ウォングの珍作(『ドラゴン特攻隊(1982年)』『炎の大走査線(1991年)』)にノーギャラで出演している。
ジャッキー・チェンは『クレイジーモンキー笑拳(1979年)』で、監督業にもチャレンジし、確実にキャリアを重ねる。
ゴールデン・ハーベスト社に移籍し、監督・主演した『ヤングマスター/師弟出馬(1980年)』は、当時の香港の史上最高額の興行収入を記録し、
ジャッキー・チェンはカンフー映画・香港映画の頂点を極めた。そして、この『ヤングマスター/師弟出馬』を最後に、「脱カンフー映画宣言」をする。
ブルース・リーを世界的スターにしたゴールデン・ハーベスト社のレイモンド・チョウ社長は、
ジャッキー・チェンを「アジアのジャッキー・チェン」から「世界のジャッキー・チェン」にしようと試みる。
その世界進出第1弾が『バトルクリーク・ブロー(1980年)』である。監督はあの『燃えよドラゴン』のロバート・クローズ、音楽はラロ・シフリン、
と最高の陣営で挑んだ世界進出だが、映画はコケる。
ジャッキー・チェンは『バトルクリーク・ブロー』の直後、ハリウッドで活躍するスターを集めてゴールデン・ハーベストと20世紀フォックスが製作した『キャノンボール(1980年)』に出演。
日本人レーサー役を演じたジャッキー・チェンだが、ハリウッドスターの中で雑な扱いを受けたことを、自伝で嘆いている。
(だが、ジャッキー映画でおなじみのエンドロール時のNG集は、この映画をヒントとしている。)
続く(かもしれない)。
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ジャッキー・チェン/成龍/JackieChan
2018/11/19 17:45
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1975/04/15
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◆略歴◆
1975年、東京都墨田区生まれ、港区育ち→ 多摩美術大学絵画科卒業→ 某ゲーム会社に入社→ 業務用/家庭用ゲームの開発に関わる→ 携帯ゲームの開発/プロデュースなどを行う→ 傍ら、キン肉マンの公式Tシャツ/LINEスタンプなどのデザインを担当→ 2015年、個展『F CHARACTER』展を開催→ スマホゲーム/WEBのアートディレクション等を行う→ LINEモバイル1周年記念キャンペーン公式キャラのデザインを担当→ 最近は、某会社のマーケティング部の部長を務める
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